売れないハンドメイド作家に「売れるコツ」を教えるブログ

ハンドメイドで売れないと悩むハンドメイド作家をはじめ、ハンドメイド販売初心者に向けて、売れるコツを紹介するブログです。 ハンドメイドマーケットで売れるようになるためのハウツーを公開します。

ワークショップ・キットで「体験」を売る!ハーバリウム販売のコツ

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自分でハーバリウムを作って販売してみたけど、なかなか売れない。

新作を何個も出したり、SNSで宣伝したり、委託販売・イベント出店してるのに、イマイチ売上が伸びない。

など、ハーバリウムの販売で困っていませんか?

自分で作ったハーバリウム作品を売るのではなく、ワークショップを開いたり、キットを作ったりして「ハーバリウム体験」を売ってみましょう。

 

なぜ「ハーバリウム体験」として売るのか?

結論から言うと、ハーバリウムそのものが欲しい人よりも、ハーバリウムを作ってみたいという人が多いからです。(Twitterで「ハーバリウム」と検索してみると手っ取り早いです。)

もちろん、キレイで可愛いからお部屋に飾りたい!とハーバリウムそのものを買う人もいます。それ以上に、作ってみたい!という声の方が目立ちます。

自分の好きなお花を好きなレイアウトで、自分の作品として家に飾っておけるのは嬉しいものです。

ハーバリウムを作ったことがない人は何から始めればいいかわからない

ハーバリウムを販売している皆さんにとっては、「お花やオイル、小瓶を用意して・・・お花をレイアウトしてオイルを流して・・・」といった具合に、ハーバリウムの材料や作り方の流れが頭に入っていますよね。

でも、ハーバリウムを作ってみたいけど、1度もハーバリウムを作ったことがない人は、何から始めればいいのが全くわかりません。

 

そこで、ハーバリウムの材料や作り方が1度にわかる、ワークショップやキットで「ハーバリウム体験」を売るのがおすすめです。

 

ハーバリウムのワークショップを開こう

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ハーバリウムのワークショップなら、参加者が出店者や先生のお手本を見ながらハーバリウムを作ることができます。

ワークショップというと、大きな会場を借りて大々的にやるイメージを持つかもしれませんが、そこまでしなくても大丈夫です。

 

個人的には、地域のハンドメイドイベントで、何回かに分けて、10~20分で作れる小さめのハーバリウムを作るワークショップがいいかなと思います。

午前の部、午後の部など・・・時間帯を分けて、かつ1回の時間が長すぎない方が気軽に参加しやすいです。

 

材料費+人件費で値段を設定します。どんなハーバリウムを作るのかわかるように、完成写真や実物の作品を置くのを忘れないでください。

 

もし私がお客さんだったら、800円~1000円だとワークショップに参加します。

お客さん目線だと、素材の色をいくつか選べれば楽しいですね。でも、作家さんの費用を考えるとなるべく色数や素材数はおさえて「見本と同じハーバリウムを手軽に作る!」をコンセプトにした方が、はじめのうちは始めやすいと思います。

 

子供向けに、500円(ワンコイン)で小さな作品をつくるワークショップも需要がありそうです。親子でハーバリウムを作る楽しさを一緒に味わってもらえますし、子供の作品としておうちのインテリアにすることもできます。

ハーバリウムのキットを作って販売しよう

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ハンドメイドイベントが開催されていない地域や、直接人に教えるのは苦手・・・という方は、ハーバリウムのキットを作って販売してみましょう。

楽天やアマゾン、手芸店などのキットは種類がそれほど多くありません。その隙間を狙って、オリジナルのハーバリウムキットを作って売る方法です。

パッと思い浮かんだのは、

  • 容器(瓶)の形にこだわる
  • お花の種類にこだわる
  • 全体的なイメージカラーにこだわる(青系、赤系など統一したり)
  • 風水を意識した素材・色選び
  • アクセサリーや雑貨の一部にハーバリウムを取り込む
  • 夏休みの自由研究キットとして売る

ハーバリウムの資格を持っていなくてもいい

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ハーバリウムをワークショップで人に教える、キットで販売するとなると、

「資格の勉強をして、もう一度ハーバリウムを学びなおしてからの方が良いんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、ワークショップやキット販売するにあたって、資格は必要ありません。これまでハーバリウムを販売してきた、作品を何個も作ってきた方なら、何もわからない方よりもハーバリウムの知識は十分ついています。自信をもってくださいね。

 

それでももし、これを機に資格をとってみたい・認定証が欲しいなら、通信講座でささっと資格を取得するのもアリです。

ワークショップ、キットでハーバリウム体験を売るときにも、認定証を置いたり、自分のプロフィールに書いたりできて、信頼につながります。

 

さくっと認定証つきの資格をとるならちょっと高いですが日本パーツビューティーアカデミーがあります。

下記記事も参考にしてみてください。

 

 

ハーバリウム体験を売る!まとめ

自分で作ったハーバリウムがなかなか売れないときは「ハーバリウム体験」を売るのがコツ。ハーバリウムそのものが欲しいという人よりも、ハーバリウムを作りたい人の需要の方が目立つからです。

イベントでワークショップを開いたり、キットを作って販売することで、「ハーバリウムを作ってみたい!」という方にダイレクトに響きます。

ハーバリウムの資格がなくても自分でワークショップを開き、キットを作成して売ることができますのでぜひチャレンジしてみてください。(資格があった方が安心という場合は、通信講座でさくっと取れます)