売れないハンドメイド作家に「売れるコツ」を教えるブログ

ハンドメイドで売れないと悩むハンドメイド作家をはじめ、ハンドメイド販売初心者に向けて、売れるコツを紹介するブログです。 ハンドメイドマーケットで売れるようになるためのハウツーを公開します。

クオリティが低いハンドメイド品の販売はOK?やっぱり売れない?

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ハンドメイド作品を販売しているけど、クオリティが低いのか全然売れない・・・。

自分の作品のクオリティに自信が無くて、販売したいけど恥ずかしい・・・。

など、クオリティが低いのではと悩んで、ハンドメイド販売に行き詰っていませんか?

 

結論から言うと、クオリティが低くても需要にかなっていれば売れます。また、クオリティが低いと思っているのは自分だけで、他人からするとかなりのクオリティと判断されることもあります。まだ販売していない方は、売れる売れないにかかわらず出品することが最優先です!

 

【目次】

 

 

ハンドメイド販売するにはどれくらいのクオリティが求められる?

ハンドメイド品を「販売」するだけならクオリティは関係ありません。どれだけクオリティが低くても、売りに出すことは可能です。(売れるかどうかは置いておきますが)

 

最近は、ミンネやクリーマといったハンドメイドサイトに膨大な数の出品がありますよね。その中でも特集されている作品や、ランキングにあがっている作品のクオリティが高すぎて、自分じゃとうてい敵わない、なんて思うこともあると思います。

 

でも、どれだけクオリティが高くても「〇〇が欲しい」に当てはまらなければ、「素敵な作品だな~」で終わってしまいます。トップページにある高クオリティの作品よりも「もう少しクオリティが低くても良いから安くて普段使いできるもの」を探している人だっています。

作品のクオリティが低くてもハンドメイド販売して良い?

作品のクオリティが低くてもハンドメイド販売してokです。そのお客さんのニーズ・需要に敵っていれば売れていきます。そもそも、自分でクオリティが低いと判断して販売していないのなら、もったいないです。他人から見れば十分丁寧に作られていて、なかなかのクオリティだと判断するかもしれません。

 

ただ、写真や商品説明と、実際に届いた品物を見比べたときに、「こんなんじゃなかった」と思われてはクレームにつながります。写真が良すぎて、実物は大したことなかった・・・という例もあります。

 

 

作品のクオリティに自信が無くても販売してみよう!

とにかく、作品のクオリティに自信が無くてもとりあえず販売してみましょう。欲しいと思ったら買ってくれますし、そうでないなら買ってくれない、ただそれだけです。

 

販売を始めずに、自分の手元に置いておくだけでは何も始まりません。お客さんの目に1度も触れることがないです。

出品してみて、売れたら万歳、売れなかったら「もっとこうしよう」と改善していくことだってできます。

 

クオリティが低いと売れない?儲からない?

クオリティが低いと売れない、儲からないと思うかもしれませんが、完全にそう言い切ることはできません。

その作家さんのファンや知り合いで「その作家さんから買いたい!」という人がいればたとえ自分の作品よりもクオリティが低いと思っても売れていきます。

 

例えば、100円均一のプラコップと、ちょっと高級で耐久性のあるプラコップ。

10人程度でピクニックにいくためにはどちらを買いますか?

 

クオリティが高いのは後者ですが、最低10個必要で使い捨てすることを考えると、100円均一のプラコップを買っちゃいますよね。

肝心なのは、「〇〇するための、◎◎な~~が欲しい」という需要にかなっているかどうかです。この例だと、10人でピクニックに行くための、使い捨てしても後悔しない10個以上入った(安い)プラコップが欲しい」といった具合です。

 

ここぞとばかりに写真のクオリティをあげる必要はない

ミンネやクリーマなどのハンドメイドサイトに出品するときは、なるべくきれいに撮れたクオリティの高い写真をのせましょう、と目にします。

たしかに、注目されるので写真は大事ですが、作品のクオリティに見合っていないと、後々トラブルになることがあります。

よくあるのは「写真の色合いと、実物の色合いが違う」という内容。おしゃれな写真にしようと、ちょっとレトロな加工を加えたりして作品本来の色がきちんと反映されていないといった例です。

 

朝~お昼の太陽の光(自然光)でナチュラルに撮影して、作品そのものの色や質感が移っているなら、多少写真の構図や撮り方がうまくなくても大丈夫です。

 

 

作品説明で「買いたい!」とイメージさせる方法も

私たちは、実際の用途を写真や言葉で目にすることで、自然と頭の中でイメージしてしまいます。試しに、「レジンのピアス」をテーマに3つのコピーライトを作ってみたので比較してみましょう。

 

「ぷっくりしたレジンのピアス」

「あらゆるカラーのワンピースに似合う、ぷっくり透明レジンのピアス」

「首元でゆらゆら上品に揺れる、ぷっくりレジンのピアス」

 

どのコピーライトが、イメージをかきたてたでしょうか?

 

アクセサリーやバッグ、洋服などを買ってもらうには、自分で身に着けた姿をいかに想像させて「実際につけてみたい」と思わせるかが重要です。人は感情で動くもの、とよく聞きます。特に、言葉のみで感情を動かすには、頭の中でイメージさせるのがポイントです。

 

どんなシーンで、どんな場所で、どんなコーディネートに似合うのか。

 

例えば、上記のレジンピアスなら、

小ぶりだから主張せずになじむ、ゆらゆらと存在感があるので他にアクセサリーがいらない、透明のアクセサリーだから洋服のカラーを選ばずに重宝する・・・など。

 

その作品を身に着ける、手に入れることで、どんなメリットがあるのかを記載してあげると、もっとイメージが沸きやすくなります。

 

それでもクオリティに自信がないなら資格をとるのもアリ

やっぱり自分だけじゃ作品のクオリティは判断できない、むしろクオリティが低くて販売したら恥ずかしいんじゃないか・・・と、どうしても自信が無いなら、資格をとるのもアリです。

 

ですが、勘違いしないでください。そもそもハンドメイド販売するにあたり、資格は必要ありません。1から学びたい、自信をつけたい、教室を開きたいなど、受講理由は様々。

資格が取得できれば、少なくとも自分だけでなく、その道の経験者にクオリティを認められます。自分以外の誰か、ましてや経験者から認められたのなら、自信になりますし、販売しても恥ずかしくありません。自信になって、どんどん行動を起こしていくきっかけになるなら1つの手段として資格をとるのもアリ、というだけです。

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