レジンで失敗した時!パーツを再利用するにはどうする?
レジンは、気泡やゴミが入ったりレジン液がはみ出したりして、失敗することも多いですよね。デザインは良かったのにレジン液で失敗してげんなり・・・ということも。
そこで今回はレジンで失敗したときにパーツを再利用する方法を簡単にまとめました!レジンの失敗作がある方は、今からでもパーツを取り出してみましょう!
【目次】
- レジン作品でよくある失敗例
- レジンの失敗で多いのは「気泡」
- 気泡はエンボスヒーターで除去する
- 失敗したレジンをはがす方法
- レジンの中にあるパーツを再利用するには?
- レジンで失敗しないために「基本」を学ぼう
- 失敗した時はレジンをはがす・溶かす!
レジン作品でよくある失敗例
レジン作品でよくある失敗例といえば、
- 気泡が入る
- ホコリやゴミが入る
- 液がはみ出す
- 硬化不足
- キレイに色がつかない
などがあります。裏を返せば、この5項目に問題がなければ綺麗なレジン作品に仕上がります。
失敗例の中でも特に頻発するのは、一見キレイに仕上がったかな?と思っても小さな「気泡」が混じっていること。
レジンの失敗で多いのは「気泡」
レジンの失敗で多いのはなんといっても気泡です。私もレジンで作品を作っていましたが、
「レジンを流した時は気泡もなくなめらかな表面だったのにいざ固まったあとは細かい気泡ができてブツブツ・・・」という具合に失敗が多かったです。
気泡はエンボスヒーターで除去する
レジンの失敗で多い「気泡」はエンボスヒーターを使って温めると消えていきます。ドライヤーでも良さそう・・・と思いますが、ドライヤーだと熱が足りなかったりピンポイントで温めにくいので気泡を取りきれません。
エンボスヒーターでピンポイントかつ十分に温めれば細かい気泡も消えて綺麗な仕上がりになります。
失敗したレジンをはがす方法
気泡もあるし色も納得がいかなくて失敗したけど、レジンを流したミール皿や台座などパーツだけでも再利用したいことってありますよね。
そんなときは、少し荒業ですがレジンをはがす方法でパーツを取り出してみましょう。
レジンに気泡がある場合
レジンに気泡がある場合は、ピンセットや太めの針などを気泡に差し込んでください。気泡に刺さったら、そのままクイッと引っ掛けるようにしてゆっくりはがしていきましょう。
急いでメリメリ!っとはがすと中のパーツが割れたり、針が折れたりするので注意してくださいね。
レジンに気泡がない場合
レジンに気泡がなくてピンセットを挿す部分がないときは、針や安全ピンを使ってレジンに穴を開けます。
その穴にピンセットを刺したら、あとはゆっくりはがしていくので一緒です。
レジンの中にあるパーツを再利用するには?
レジンの中に封入したスワロフスキーやストーン、ドライフラワー、透かしパーツなどをレジンからはがすのは至難の業です。
失敗したレジンをはがしてパーツを取り出せないときは、レジンを溶かしてパーツを取り出してみてください。
レジンを溶かしてパーツを取り出す方法
レジンを溶かしてパーツを取り出す方法は
- 除光液を使う
- 拭き取り液を使う
などがあります。
空き瓶を用意して、除光液と失敗したレジンを入れます。そのまま2日~1週間ほど待つと、レジンが溶けて柔らかくなりパーツを取り出すことができます。
ただし、パーツも樹脂製だと溶けて柔らかくなってしまうので注意してください。
100円均一の除光液でもレジンを溶かすことができますが、心配な方はレジン専用の拭き取り液を使ってみましょう。
レジンで失敗しないために「基本」を学ぼう
レジンの作品を作っていると失敗はつきものです。でも、レジンは安い素材ではないですし、パーツも複数あるとはいえもったいない!
なるべく失敗しないようにするには、集中して作業することは言うまでもありませんが、レジンの基本から学んでみるのもおすすめです。
youtubeやSNSなどでも、レジンの使い方を見ることもできますし、もっとしっかり基本から応用を学びたい!という方はレジンの通信講座を受けると勉強もできて資格もとれます。
レジンの資格についてはコチラの記事でまとめています。
失敗した時はレジンをはがす・溶かす!
いかがでしたでしょうか。今回はレジンで失敗したときに中のパーツを再利用する方法をご紹介しました。
気泡やホコリが入ったりして失敗したレジンは、ピンセットではがしたり、溶かしたりしてパーツから外すことができます。
何回もレジンで失敗してしまうときは、レジンの動画を見たり、通信講座を受けたりしてレジンの基本~応用まで学んでみるのもおすすめです。
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